正式名称はホッコクアカエビといい、甘エビとも呼ばれていますが、新潟ではその鮮やかな赤色と形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから「南蛮エビ」と呼ばれ、親しまれています。
水揚げされたばかりの南蛮エビはキラキラと輝いており、やがて真っ赤に色付きます。
南蛮唐辛子のように鮮やかな赤い姿は鮮度の良い新潟産南蛮エビの証です。
新潟県産南蛮エビは県内各地で約500t水揚げされており、佐渡市、新潟市、糸魚川市が主な産地としてあげられます。
これらの産地では漁法が異なり、佐渡市はエビ籠漁業で、新潟市、糸魚川市では底曳網漁業で漁獲されます(漁業者のコメント)。新潟県産の南蛮エビはエビ篭漁業と底曳網漁業の禁漁期である7、8月を除く周年楽しむことが出来、特に水温が下がる冬が食べ頃とされています。
なお、禁漁期の7、8月でも、佐渡の海洋深層水で蓄養している「はねっ娘(こ)」や各種加工品を味わうことが出来ますので、新潟の南蛮エビは通年楽しむことが出来ます。
鮮度の良さと身の太さ、そして甘さが自慢の新潟県産南蛮エビは、刺身や鮨ダネとして好評をいただいています。
上越には濃緑色の卵が地域特産の翡翠(ひすい)を連想させることから「ひすい娘(むすめ)」、佐渡には活きた南蛮エビ「はねっ娘(こ)」など、県内各地に自慢の南蛮エビがあります。
産地ならではの「生」南蛮エビは、透き通るような身の美しさやキュッと締まったプリプリの食感、上品な甘さなどが特徴です。
南蛮エビは、刺身や鮨をはじめ、炙りや唐揚げ、酒蒸しなど様々な調理法で美味しくお召し上がりいただけます。 また、頭は味噌汁や唐揚げにすると濃厚な風味が味わえ、卵は塩や醤油で味付けすると珍味としてお酒のおつまみに最適です。 |
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1.頭を取る 頭をひねるようにして引っ張りはずします。 |
2.お腹から殻をむく 卵がある場合は、箸かスプーンで卵を取ります。 |
お腹から親指で殻をはずします。 |